目黒日大高校
目黒駅から目黒通りの権之助坂を下り、合流地点から右の階段を降りてすぐ。2019年に日出学園から目黒日大に変わって8年目。2023年に創立120周年を迎えた、由緒ある「めぐにち」こと目黒日大高校。幼稚園、中学校、全日制高校、通信制高校があり、学校法人目黒日本大学学園が運営する日大準付属校(フランチャイズ)です。
今年の日大進学希望者は99%合格の実績だけでなく、進学にも力を注ぎ、ここ5年のGMARCH合格者数も伸ばしている人気校です。行く度に、全く知らない人なのに、すれ違う生徒が全員笑顔で「こんにちは!」と元気よく挨拶してくるのは、毎回すごいなぁと思います。

目黒日大のプラス・マイナスポイント
高校入試から目黒日大に入りたいという方は、現時点ではほぼ「日大の付属校であること(希望者の99%が合格)」と「立地」だと思いますが(今後は東洋大京北のように「付属校+進学校」のカラーが強くなってくると思います)、目黒日大に限らず都心の高校はメリデメ表裏一体で、人によってメリットにもデメリットにもなるところが多いので、実際に行って自分の目で確かめてみるのがおすすめです。
アクセス面
目黒駅から徒歩約5分という抜群の立地。山手線で縦方向だけでなく、南北&三田線で都内東部から、相鉄&目黒線で神奈川からの生徒も多いです。目黒線が日吉から出ているので、神奈川方面受験者は日吉の日大高と比較される方も一定数いるそうです。
ただし都心であるが故、通学時の電車はかなり混みあうことも多いので、確認しておいた方がいいです。
施設面
都心の限られた敷地に幼稚園と中学校もあるので、どうしても施設面に制約が出るのはいたしかたないところ。特にグラウンドがほぼないので(体育館と屋内プールはあります)、屋外グラウンドを使う運動系部活は、学校が終わってから外部グラウンドに移動し、終わったら一旦学校に帰ってくることも多くなります。野球部は所沢、サッカー部は小岩・臨海・八潮・天王洲あたりの活動があるので、部活で学校を選ぶ場合は、事前に確認した方がいいです。
このあたりは、校舎に立派なグランドが近接し、学校が終わったらすぐ部活に入れる日鶴あたりとはかなり違った環境になります。
修学旅行
2025年は、高2の秋にハワイでした。日大系列校の修学旅行は海外も多く、日大鶴ヶ丘・日大櫻丘は、シンガポール&マレーシアです。
準付属校
目黒日大は、学校法人目黒日本大学学園が運営する日大準付属校(フランチャイズ)です。日大系列の高校は全国に24校あり(中等教育学校2校を除く)、正付属・特別付属・準付属と3種類あります。
- 正付属:学校法人日本大学が運営する直営校。日大高、日大櫻丘、日大鶴ヶ丘、日大藤沢、日大豊山、日大豊山女子、日大三島、日大明誠、日大山形、日大習志野、日大東北の11校。
- 特別付属:もともと正付属から、現在は独立運営。進学校が多い。日大一、日大二、日大三、千葉日大一の4校。
- 準付属:独自の学校法人が運営するフランチャイズ校。地名が呼名のあたまにつくことで有名。大垣日大、土浦日大、岩瀬日大、宮崎日大、佐野日大、長崎日大、長野日大、札幌日大、目黒日大の9校。
それぞれに良さがあり、学校法人日本大学が運営する正付属校は、高大連携プログラム(大学での授業、単位先取りなど)が充実している半面、学校運営に日本大学全体の意向が反映されやすくなります。
一方フランチャイズである準付属校は、日大ルーブリックに準じたカリキュラムであるものの、独自性を出しやすいという機動力があります。
日大への内部推薦には、主に付属校特別選抜方式と基礎学セレクションがあり、付属校特別選抜枠が充実しているのは、やはり正付属校です。付属校特別選抜枠が少ないのは、どうしても後発フランチャイズの弱みです。
ただ全国の日大系列校の日大への内部推薦は、基礎学セレクションが多いです。全国約1万人弱の日大系列高校生を1位から最下位まで順位付けし、上から順番に第1希望~第3希望まで決まっていきます。目黒日大は、この基礎学セレクション対策に特に力を入れていて(このあたりの機動力は準付属校の独自性ですね)、その結果「日大進学希望者の99%が合格」になっています。
そういった意味では、こと目黒日大においては、付属校特別選抜方式にこだわる必要性はそこまで高くはないかと思います。
これだけ多くの学校があると、毎年9月初旬頃に開催される、各部活ごとの全国日大系列校対戦「オール日大」のようなイベントもあるので(これ、出る人は公休扱いになるんですよね^^)、他の付属校とは違った大所帯ならではの楽しみもあります。

生徒・クラス構成
高校は1学年320~330名、全10クラス(中学は1学年約105名、全3クラス)。私立付属高校の1クラスあたり人数は40人くらいが多いので、目黒日大の30~35名は少ない方です。男女比は学年によって違いますが、概ね45:55で、やや女子が多い構成です。
3つのクラスがあります。
- 中高一貫クラス(3クラス):中学からの内進生。2026年は105名(1クラス35名)。
- 選抜クラス(2クラス):他大受験がメイン。
- N進クラス(5クラス):日大進学がメイン。
中高一貫クラス、選抜クラス、N進クラスは、高校3年間を通じて混合しません。2029年高校入学生(中高一貫クラスは現中1生)から、中学一貫クラスと選抜クラスは高2から混合になります。
偏差値
Vもぎ進学研究会偏差値だと、60%/80%で、N進54/58、選抜58/62。人気の日鶴や日櫻よりやや低いですが、基礎学セレクションで日大進学なら全国の日大付属高校約1万人弱のシャッフルになるので、そこまで気にする必要は特にないと思います。

卒業後の進路
日大
日大への進学は全体では64.9%ですが、N進は約9割、選抜は約2割、中高一貫生は約5割です。
学部比率は(カッコ内は日大進学者238名に対する割合)
- 文理学部:43名(18.1%)
- 経済学部:42名(17.6%)
- 法学部:32名(13.4%)
- 商学部:27名(11.3%)
- 生物資源科学部:25名(10.5%)
- 理工学部:25名(10.5%)
日大進学先は、文系が多い傾向。参考までに、日大学部別生徒数上位7学部(在籍5,000名以上)は、下記のようになっています。
総在籍学生数:74,331名(2026年5月)
- 理工学部:8,933名(12.0%)
- 文理学部:8,321名(11.2%)
- 経済学部:6,811名(9.2%)
- 生物資源科学部:6,675名(9.0%)
- 生産工学部:6,671名(9.0%)
- 法学部:6,611名(8.9%)
- 商学部:5,491名(7.4%)
他大
2025年度(2026年4月判明分)全日制の合格実績
- 慶應1、上智1、東京理科大4
- 学習院5、明治1、青山学院6、立教9、中央16、法政15


2027入試について
- 推薦入試:2027年1月22日(金)
- 一般入試:2027年2月10日(水)
推薦入試
- 個人面接(受験生1対面接官2、5~10分)+適性検査(国数英) ※適性検査の結果はクラス編成用であり、合否に影響しない
- 選抜:5科22、N進:5科20
- 目黒区在住者は加点+1、英検準2級加点+1
- 3年次の遅刻・欠席合計10回以内
- 9科に1と2がないこと
スポーツ推薦:水泳・ダンス・バドミントンに限り、以下の条件でスポーツ推薦を受け入れる場合あり。
- 全国大会出場レベルの実績
- 目黒日大の顧問と事前相談のうえ、顧問の推薦が得られること
- 9科27+9科に1と2がないこと
一般入試
- 3科(国数英)各50分、100点×3
- 面接なし
- 併願優遇:選抜5科23、N進5科21
- 併願優遇に加点優遇措置なし
- 3年次の遅刻・欠席合計10回以内
- 9科に1と2がないこと
- 入学金納入の延納が可能
- 帰国子女優遇:一般入試に10点加点
直近入試データ
2026一般入試は、
- 推薦出願者:114名(前年83名、前年比+31名、前年比137%)
- 一般併願優遇受験者:114名(前年82名、前年比+32名、前年比139%)
- 一般出願者数:683名(前年395名、前年比+288名、前年比173%)
- 一般合格者数:112名(前年178名、前年比-66名、前年比63%)
- 2/10倍率:3.9(前年1.8)
- 2/12倍率:6.7(前年1.6)
- 合計倍率:5.1(前年1.7)
と、大変な高倍率となりました。
「内申制度+私立授業料助成+安定志向の高まり」で日東駒専クラスの人気が上昇する中、JR山手線目黒駅至近の立地、日大志望者内部推薦率99%の目黒日大にも人気が集中。推薦出願者前年比+37%、併願優遇出願者前年比+39%、一般出願者前年比+73%と、大変な出願者数になりました。
一方、定員があるため、合格率100%の推薦と併願優遇の歩留まり、一般合格者の歩留まりを勘案すると、一般合格者数を大幅に絞り込まざるを得ません。
そのため、一般受験者は前年比+73%と大幅に増えたにもかかわらず一般合格者は前年比-37%と大幅に減少したため、2/10と2/12トータルの倍率は前年1.7倍から5.1倍へと大幅に上昇することになりました。
このような中、当アカデミー生から2名が一般受験しましたが、2/10一般1名(倍率3.9)、2/12一般1名(倍率6.7)、両名とも合格しました。
| 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 | ||
| 2026 | 推薦 | 114 | 114 | 114 | 1.0 |
| 一般併優 | 128 | 114 | 114 | 1.0 | |
| 一般2/10 | 295 | 264 | 67 | 3.9 | |
| 一般2/12 | 388 | 302 | 45 | 6.7 | |
| 2025 | 推薦 | 83 | 83 | 83 | 1.0 |
| 一般併優 | 171 | 82 | 82 | 1.0 | |
| 一般2/10 | 161 | 155 | 86 | 1.8 | |
| 一般2/12 | 234 | 145 | 92 | 1.6 | |
| 2024 | 推薦 | 140 | 140 | 140 | 1.0 |
| 一般併優 | 100 | 86 | 86 | 1.0 | |
| 一般 | 353 | 282 | 115 | 2.5 |
目黒日大に受かるには
2026一般入試合格最低点は、2/10入試が201点(合格者平均点216点)、2/12入試(2027入試は廃止)が210点(合格者平均点224点)でした。一般入試は、最低でも7割(210点)ラインをクリアする必要があります。
目黒日大2027高校入試対策
志望校特化・夏期短期講座を開催しています。志望校ごとに、過去問を使い、全問の出題分析、配点、出題傾向、設問別想定正答率、勝負を分ける問題、対策と勉強法(これから半年何をやればいいか)、2027入試出題予想など、各教科徹底的かつ詳細に行います。1校あたり50分×5回、完全個別オンライン授業で、志望校データも差し上げます。
日東駒専の2027年入試は推薦人気がさらに加速し、歩留まり率の上昇から一般入試合格者数の絞り込みも予想され、一般入試はさらに激戦になりそうです。当アカデミーでも、既に多くの方が志望校を絞り込み、志望校合格へ向けて特化した勉強を進めています。
当アカデミーは例年日東駒専付属校に多く合格者を輩出しており、國學院・明治学院・日大鶴ヶ丘・日大櫻丘・目黒日大など、第一志望校合格率8割超です。
当講座がおススメの理由
- 当アカデミーの方は大手塾の通塾と併用の方が多いですが、某大手塾でも「集団通塾+個別」が最も効果が高いと謳われています。
- 一般的な個別授業は1枠1教科しかできず大変高額ですが、当講座は短期なのでカジュアルな費用設定です。
- 当講座は50分と集中しやすく気軽に受講でき、通塾もないので隙間時間を活用できます。午前中も日曜日も、お盆も受講可能です。
- 大手塾の「人気私立高校講座」といったまとまった授業ではなく、完全に志望校に特化した授業内容です。
- 志望校の詳細な入試問題分析や入試データがもらえ、今後の勉強方法や対策を教えてもらえます。
- 1週間に1回でも、5日連続でも可能。
どうしても目黒日大!という方は、是非お気軽にお問い合わせください。






