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中央大学附属高校

中附イズム

中大附属のキャッチコピーは、

自主・自治・自律 ───

真の自由がここにある。

大学で学ぶ環境を、高校で具現化する。

126文字の基本ルール

真の自由は、自己を律することによって得られる。集団の中にあっては、他者の権利と自由と自己のそれと等しく認め、互にその義務を果たすことによって個人の存立が保たれる。個人が集団の規範に従うことは、この意味において個人の自由と権利を守ることにほかならない。

このルールこそが、中大附属を表現しています。

校則も、制服もありません。

オーキャン(オープンキャンパス)や学校説明会に行くと、自由な服装、金髪や様々な色の髪、化粧やピアス。驚くかもしれません。

その中で自分たちで考え、自分たちの進むレールを自分たちで敷いていく。

決して自由奔放ではなく、自分たちで考え、ルールを作り、集団生活と勉学環境を整え、大学進学へ向け課題をこなしていく。

中大附属高校には卒論がありますが、インターネットやAIで手軽に論文が作れるこの時代に、中附生は図書館で250万冊の中から50冊の専門書を選び、各々が自分で仕上げていくそうです。校内に掲示されている卒業生の研究発表などは、およそ高校生のレベルではないものです。

これこそが中附イズムを体現しているのではないかといえます。

この記事は中大附属高校入試に向けた内容です。中学入試向けではありません。

中大附属・中大杉並・中央大高

中大附属 中大杉並 中央大高
アクセス 武蔵小金井駅からバス約6分ほか 荻窪駅からバス約6分ほか 水道橋、春日、後楽園から徒歩ほか
偏差値(60%/80%) 65/69 65/70 66/70
内部進学率(2026年度) 87% 90% 90%
附属中学校 あり なし なし
施設 広大(中高合わせて約4.7万㎡) 約1.3万㎡ 大学の一部
校風 自由 マイルド 規律
校則 なし 普通 厳しめ
制服 なし あり あり
規模 大規模校 中規模 小規模

※偏差値は進学研究会の合格可能性60/80%

中大横浜高校は神奈川県にあり、入試システム・偏差値・内部推薦進学率などが都内3校とは違うので、ここでは除外しています。

東京都内には、中央大高・中大杉並・中大附属と、中央大学の附属高校が3校あります。志望校選択時に、この3校で迷う方は、本当に多いです。

  • 3校とも、同じ学校法人中央大学が直接運営する附属高校
  • 3校とも、JR中央線沿線(都心と郊外の違いはありますが…)
  • 偏差値は60%=65~66、80%=69~70(進学研究会)と、ほぼ同じ
  • 中央大学への内部進学率は8~9割と、ほぼ同じ。うち法学部が約1/3というのも、ほぼ同じ

と、外から見ると立地以外は大変共通点が多いです。偏差値の差は、入試日による受験者属性の違いによるものが大きいので、実質ほぼ同じです。

ところが、この3校は校風や環境は全く異なっており、「大学へ進学してしまえば結局同じ」とはいえど、「全く異なった高校3年間」になり、学べるカリキュラムも大きく異なっています。

入試システムも、全く違っています。

内部進学率については、今後変更になる可能性に留意しておく必要があります。

推薦入試

募集人数 出願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
2026

中大附属 男女80名 286 284 100 2.8
中大杉並 男女130名 356 355 141 2.5
中央大高 男女50名 158 157 59 2.7
2025
中大附属 男女80名 231 230 100 2.3
中大杉並 男女130名 430 429 146 2.9
中央大高 男女50名 188 188 59 3.2
2024
中大附属 男女80名 286 286 100 2.9
中大杉並 男女130名 397 395 145 2.7
中央大高 男女50名 185 183 58 3.2

※中大杉並は2027年度は推薦募集人数が「男女135名」に変更されます

出願基準
  • 中大附属:内申点の出願基準無し
  • 中大杉並:9科37以上
  • 中央大高:9科37以上

※この他9科に1・2がないこと、遅刻・早退・欠席の回数など各校条件があるので、必ず各自確認してください。

推薦基準をクリアしていれば、推薦入試に出願することができます。

推薦入試出願して合格した場合は辞退不可です。例えばこの3校に推薦入試で合格した後に早慶を一般受験し合格したとしても、早慶に行くことはできないので注意してください。
再受験優遇

推薦入試受験者(出願のみでは不可。受験することが必要)が、推薦入試に不合格だった場合、一般入試を受験すると再受験優遇があります。

  • 中大附属:補欠合格候補者になった場合、同点者の中で優先的に連絡
  • 中大杉並:合格のハードルが100位程度下がる
  • 中央大高:10点加算

ただし、中大附属の「補欠合格候補者になった場合、同点者の中で優先的に連絡」については、補欠繰上合格者が実際に出るかどうかは合格者の入学手続き歩留まり率によって決まるので、年によって違います。2026年度入試では、補欠合格候補者は56名出ましたが、実際には「男子1名」しか繰上合格者は出ませんでした。

中大附属の推薦入試不合格者の一般入再受験優遇「ほぼない」と思っておいた方がいいです。

一般入試

募集人数 出願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
2026

中大附属 男女120名 724 696 207 3.4
中大杉並 男女150名 964 924 328 2.8
中央大高 男女70名 662 568 192 3.0
2025
中大附属 男女120名 612 598 216 2.8
中大杉並 男女150名 1000 960 316 3.0
中央大高 男女70名 806 732 235 3.1
2024
中大附属 男女120名 746 711 204 3.5
中大杉並 男女150名 1021 956 312 3.1
中央大高 男女70名 764 678 233 2.9

一般入試は、3校とも概ね「3.0~3.5倍前後」の倍率になっています。

ただし、私立高校授業料助成や安定志向の高まりなどの影響により、各校とも歩留まり率(合格者に対する入学手続き者の割合)が上昇傾向にあります。各学校とも定員があるため、一般入試合格者については今後合格者数を絞り込み、倍率が上昇する可能性があります。

帰国生入試

募集人数 出願者数 受験者数 合格者数 実質倍率
2026 中大附属 若干名 67 60 25 2.4
中大杉並 男女20名 136 118 50 2.4
2025 中大附属 若干名 98 93 29 3.2
中大杉並 男女20名 137 125 41 3.0
2024 中大附属 若干名 67 58 21 2.8
中大杉並 男女20名 134 121 48 2.5

※中大杉並は2027年度は帰国生募集人数が「男女15名」に変更されます

帰国生入試の出願者数や倍率などは、世界情勢などにより左右されることが多く、過去データは参考程度となります。

中大附属と中大杉並には、帰国生入試があります。それぞれ、推薦入試・一般入試とは別日で、独自の入試が行われます。

中大杉並には男女合計15名の「帰国生枠」があります(2026年度は募集枠が男女合計20名で、実際には118名の受験者に対し、50名の合格者が出ていました)。2027年度は前年から募集枠が3/4に減少したことで、2027年度入試動向に影響が出そうです。

中大附属の帰国生入試は、例年年明け早々に行われます(2027年度入試は1月8日)。帰国生枠は特になく「合否ラインを越えた人に合格を出す」という方式です。2026年度入試は、60名が受験、25名が合格しています。

中央大高には、帰国生入試はありません。

学校生活

校風

冒頭の「中附イズム」の通り、校則、制服もありません。自由な服装、金髪や様々な色の髪、化粧やピアス。でも中附の本質は、そこ=表層ではありません。

しかしそれゆえ、押しの強い、アピール力の強いキャラクターが集まってくるため、合う合わないがはっきり出るのも事実。中附を目指す方は、必ず校風が自分の肌感に合うか、実際に行って自分で確認した方がいいです。

生徒・クラス構成

中学校 高等学校
男子 女子 クラス数 男子 女子 クラス数
1年 90 85 175 5 187 211 398 9
2年 77 95 172 5 194 196 390 9
3年 72 97 169 5 169 204 373 10
239 277 516 15 550 611 1161 28

中学校は1クラス原則35名以下、高校は原則45名以下。中学校は5クラス175名、高校は9クラス405名が実質的な最大定員となります。

内進生:高入生=おおむね45:55

男女比がほぼ同数になるよう合格者数が調整されていますが、実際の入学者数は歩留まりによって変わるため、必ずしも1:1にはなりません。

内部進学生と高校入試からの入学生は、高校2年から混合クラスとなります。

高3から、文理別クラスになります。

カリキュラム

中附の教育の柱となっているのが、「教養総合|SSH」。高1から高3まで通して、様々な研究、発表、交流の場があります。

  • 高1:探究のテーマ選び
  • 高2:実地踏査と探究学習
  • 高3:文系は卒業論文、理系は卒業研究へ向けた集大成

この他にも、Project in Englishを通じた国際交流、国語の「課題図書100冊」など、人間力を高める様々な教育プログラムが用意されています。

修学旅行

中大附属中学校は沖縄修学旅行がありますが、高校には学年全体の修学旅行がありません。高2で履修する教養総合Ⅱのコースを1つ選択し、それぞれ事前学習、海外/国内での実地踏査、事後発表を行います。

2026年度コース一覧
  • 映画から考える韓国の現代(韓国・ソウル)
  • クメール遺跡群と大メコン圏(カンボジア・シェムリアップ)
  • 東南アジアと日本(ベトナム・ハノイ)
  • 世界遺産と生きる(オーストラリア・ケアンズ)
  • ボルネオ島のジャングル自然調査(マレーシア・ボルネオ島)
  • 宇宙開発 × Robotics × English(シンガポール)
  • 地理情報システム入門(台湾・台北および台中)
  • 映像で伝える東京・小笠原(小笠原・父島)
  • スポーツ科学(都内の研究施設)
  • 光と水の研究(北陸地方)
  • SDGs入門(徳島・上勝町ほか)
  • インタープリター入門(関東および沖縄・西表島)
  • 八重山のスローツーリズム(沖縄・石垣島ほか)

施設・設備

JR中央線武蔵小金井駅からバスで約6分。バス停を降りると、電車の中からも見えるあの有名な「1号館」が、正面にあります。

中大附属の魅力は、郊外ならではの広大な敷地に充実した施設。附属中学校込みの全体の敷地面積は47,360㎡(うち高校部分は37,972㎡)。高校部分だけ見ても、中大杉並高校13,089㎡の約3倍あります。都内の高校だと10,000㎡以下の高校が多いので、行くと「空の広さ」を体感できます。

人工芝グラウンド

2012年に完成した、人工芝のグラウンド。この他に、クレーグラウンドの野球場があります。中学校のグラウンドは、敷地内に別にあります。正面に写っているのは第2体育館。中大附属には、体育館が3つあります。ちなみに、プールは屋外。

図書館

中大附属といえば、この図書館。毎年約1万冊ずつ蔵書が増え続け、館長にお伺いしたところ、現在は約22万冊とのこと。

さらに、中央大学図書館の約250万冊の蔵書もオンラインから選ぶことができ、系列校を毎日巡回する配送便で、早ければ翌日には届くそうです。貸出は1人同時に50冊まで。

中大附属伝統の「課題図書制度」では、高校3年間で100冊読破が義務付けられています。さらに高校では「卒論」もあり、この図書館がその調査・研究を支える場所にもなっています。

「何事にも高い熱量」の中大附属らしく、卒論も、ネットやAIで調べて終わりではなく、何冊もの専門書を自分で読み込んで仕上げてくる生徒がほとんどだそうです。

食堂

176席の高校食堂があります(中学生は別のランチルーム)。メニューは各種カレー、各種さぬきうどん、スペシャルラーメン、日替わりランチなど。価格は400~500円前後。一番人気はからあげ丼だそう。

偏差値

合格可能性60% 合格可能性80%
中大附属 65 69
中央大高 66 70
中大杉並 65 70

※Vもぎ・進学研究会

Vもぎ・進学研究会の偏差値は、合格可能性60%/80%で、中大附属が65/69。中央大高は66/70、中大杉並は65/70となっています。

3校とも、中央大学への内部進学率や進学先学部の構成に大きな差はありません。法学部への進学者が内部進学者の約3分の1を占める点も、ほぼ同様。

偏差値には1ポイント前後の差がありますが、学校そのものの難易度差というより、入試日程による受験者層の違いが表れたものと考えてよさそうです。実質的には、大きな差ではありません。

卒業後の進路

中央大学への内部進学

2026年3月卒業生は392名。これに対して中央大学への内部推薦枠は355名(90.6%)、内部推薦志望者は345名(88.0%)、実際の進学者は341名(87.0%)。内部推薦を希望した生徒のほとんどが、中央大学へ進学しています。ただし内部進学率については、今後変更になる可能性があります。

  1. 法学部:108名(31.7%)
  2. 経済学部:69名(20.2%)
  3. 商学部:67名(19.6%)
  4. 理工学部:31名(9.1%)
  5. 文学部:31名(9.1%)
  6. 総合政策学部:19名(5.6%)
  7. 国際情報学部:10名(2.9%)
  8. 国際経営学部:6名(1.8%)

中央大学全体の在籍比率と比べると、中大附属からは法学部への進学が多く、経済学部・商学部もやや多め。一方、文学部・理工系・国際経営学部は少なめとなっています。

法学部への進学者は108名で、内部進学者全体の約3分の1。中央大学の附属高校からの内部進学では、法学部の人気が高い傾向があります。

中央大学総在籍学生数:26,302名(2026年5月)

  1. 法学部:5,901名(22.4%)
  2. 経済学部:4,493名(17.1%)
  3. 商学部:4,402名(16.7%)
  4. 文学部:4,167名(15.8%)
  5. 理工学部:4,112名(15.6%)
  6. 国際経営学部:1,315名(5.0%)
  7. 総合政策学部:1,267名(4.8%)
  8. 国際情報学部:645名(2.5%)

中央大学全体の学部在籍学生数は、2026年5月1日現在で26,302名。なお、2026年度に理工学部の募集が停止され、基幹理工学部・社会理工学部・先進理工学部が新設されたため、ここでは旧理工学部を含めて「理工系」として合算しています。

中央大学学部在籍学生数

他大進学状況

2025年度(2026年4月判明分)の他大進学状況

指定校推薦17

  • 慶應義塾大3(理工3)
  • 上智大11(法2、総合人間2、総合グローバル1、経済2、文1、理工3)
  • 東京理科大1(工1)
  • 早稲田大2(基幹理工2)

総合/学校推薦型10

  • 東京都立大1、慶應義塾大2、国際基督教大1、上智大4、日本栄養大1、武蔵野美術大1

併願4

  • 筑波大1、東京外国語大1、東京学芸大1、北海道大1

一般12

  • 北里大1、慶應義塾大2、実践女子大1、順天堂大1、中央大1、東海大1、日本赤十字看護大1、立教大2、早稲田大2

2027入試について

  • 帰国生入試:2027年1月8日(金)
  • 推薦入試:2027年1月22日(金)
  • 一般入試:2027年2月10日(水)

附属中学校からの内部進学生が約175名、高校1学年が約405名とすると、高校からの入学者は約230名。

推薦入試は募集人員「約80名」ですが、2024~2026年度の合格者は3年連続で100名。合格後は辞退不可のため、残る一般入試・帰国生入試からの入学者は120~130名前後となります。

一般入試・帰国生入試では、入学辞退者を見込んで、この人数より多くの合格者を出すことになります。

2026年度は歩留まり率が大きく上昇(男子74.7%、女子78.3%、全体76.5%)し、入学者数も定員にかなり近い水準となりました。そのため2027年度は、一般入試の合格者数を2026年度より増やす余地は小さく、横ばい、場合によってはやや減少する可能性も。

2025年度は一般・推薦ともに低倍率でしたが、2026年度はおおむね2024年度と同程度まで戻っています。私立高校の授業料支援拡充や近年の歩留まり率上昇を考えると、2027年度が2025年度のような低倍率になる可能性は低そうです。

合格者数が横ばい、あるいは減少する中で志願者数が増えれば、その分、倍率は上昇。志願者の動きによっては、高倍率だった2023年度に近づくことも考えられます。

帰国生入試

  • 国語:60分、100点
  • 英語:60分、100点 ※試験開始30分後から約10分間のリスニングあり
  • 数学:60分、100点
  • 3科合計300点満点
  • 英検などの資格による優遇なし
  • 入学後は一般生との混合クラス
  • 帰国生向けの補習授業等はなし

国語・英語・数学を各60分、計180分。帰国生入試としては、かなりしっかりと学力を問われる試験です。

帰国生入試合否ライン

  • 2026年度:201点
  • 2025年度:206点
  • 2024年度:214点

直近3年間の合格ラインは201~214点。最低でも7割前後の得点が必要です。

直近入試データ

募集人員 応募者数 受験者数 合格者数 倍率
2026 男子 40 39 16 2.44
女子 27 21 9 2.33
若干名 67 60 25 2.40
2025 男子 45 43 13 3.31
女子 53 50 16 3.13
若干名 98 93 29 3.21
2024 男子 32 29 6 4.83
女子 35 29 15 1.93
若干名 67 58 21 2.76

中大附属の帰国生入試は、具体的な合格者数をあらかじめ定める方式ではなく、募集人員は「若干名」。

応募者数は、海外からの帰国状況や世界情勢などによって年度ごとの差が大きく、合格者数も毎年一定ではありません。「何人まで合格」というより、学校の基準を超えた受験生が合格する選抜と考えた方がよさそうです。

そのため、年度ごとの倍率は大きく変動します。倍率だけで難易度を判断せず、合格ラインとなる7割前後を確実に取る力が必要です。

推薦入試

  • 小論文:600字、A~Dの4段階評価
  • 基礎学力試験:英語・数学、各30分・各60点(計120点)
  • 内申点:9科の素内申×4(180点満点)
  • 選抜方法:基礎学力試験120点+内申点180点=300点満点に、調査書と小論文の評価を加えて総合判定
  • 9科に「1」「2」がないこと
  • 合格後の入学辞退は不可

出願に明確な内申基準は設けられていませんが、9科の素内申40以上が一つの目安。

内申39以下での合格者は、2026年度8名、2025年度6名、2024年度17名。内申39以下でも合格の可能性はあるものの、人数は限られます。内申点に余裕がない場合、基礎学力試験ではほぼ満点に近い得点が必要になります。

推薦入試合否ライン

  • 2026年:男子249、女子251
  • 2025年:男子228、女子236
  • 2024年:男子250、女子257

合格者平均点は、例年おおむね260点以上。内申点も合否に含まれるため、内申に大きな余裕がない場合、基礎学力試験ではほぼ満点に近い得点が必要になります。

直近入試データ

募集人員 応募者数 受験者数 合格者数 倍率
2026 男子 125 124 42 2.95
女子 161 160 58 2.76
約80名 286 284 100 2.84
2025 男子 78 77 36 2.14
女子 153 153 64 2.39
約80名 231 230 100 2.30
2024 男子 119 119 41 2.90
女子 167 167 59 2.83
約80名 286 286 100 2.86

募集人員は「男女約80名」とされていますが、2024~2026年度の合格者数はいずれも100名。直近3年間は、毎年同じ人数の合格者を出しています。

推薦入試は、例年女子の受験者が多く、男子の約1.5倍が一つの目安。ただし、男女別に定員が設けられているわけではないため、女子の受験者が多いからといって、必ずしも女子の倍率が高くなるわけではありません。

実際に、2024年度と2026年度は男子の倍率が女子を上回り、2025年度は女子の倍率が男子を上回っています。

中大附属は、推薦入試不合格者の一般入試再受験優遇は、「補欠合格候補者になった場合、同点者の中で優先的に連絡」というものがありますが、補欠合格が出るかどうかはその年によって違います。実際2026年度入試では補欠合格候補者は56名いましたが、実際に繰上合格になったのは「男子1名のみ」でした。

よって、中大附属の推薦入試不合格者の一般入再受験優遇「ほぼない」と思っておいた方がいいです。

一般入試

  • 国語・数学・英語の3科目
  • 各60分、各100点の300点満点
  • 足切り点の設定なし
  • 入学手続時納入金290,000円の延納不可

直近入試データ

募集人員 応募者数 受験者数 合格者数 倍率
2026 男子 415 395 118 3.35
女子 309 301 89 3.38
約120名 724 696 207 3.36
2025 男子 333 325 126 2.58
女子 279 273 90 3.03
約120名 612 598 216 2.77
2024 男子 418 397 118 3.36
女子 328 314 86 3.65
約120名 746 711 204 3.49

中大附属では、最終的な入学者数が男女ほぼ同数になるよう、男女別に合格者数を調整しています。ただし、実際の入学者数は入学手続率によって増減するため、完全な同数ではありません。

例年、入学辞退のできない推薦入試では女子の合格者が男子より多め。その分、一般入試では女子の合格者数が男子より少なくなる傾向です。

一方、一般入試の受験者数は女子の方が少ないものの、合格者数も絞られるため、結果として女子の倍率は男子よりやや高め。直近3年間でも、女子の一般入試合格者数は男子を下回っています。

一般入試合否ライン

2026 男子 210 女子 207
2025 男子 211 女子 212
2024 男子 214 女子 213
2023 男子 202 女子 204
2022 男子 217 女子 220

過去5年間の合否ラインは、男子202~217点、女子204~220点。

210点(得点率70%)では、男女とも5年中3年で合否ラインに届きません。年度による問題の難易度や合否ラインの変動も考えると、目標は225点(得点率75%)前後。まずはこの点数を安定して取れる状態を目指したいところです。

補欠・2027年度入試の見通し

2026年度入試は、高校授業料助成の影響もあり、合格者のうち実際に入学した割合を示す「歩留まり率」が大きく上昇しました。

男子 女子 合計
2026 74.7% 78.3% 76.5%
2025 58.7% 61.4% 60.0%

2026年度入試では56名が補欠となりましたが、繰上合格者は男子1名のみ。前年までの感覚で補欠からの繰り上がりを期待するのは、かなり難しい状況となりました。2027年度入試の合格者数も2026年度とほぼ同程度になる見通しとのこと。合格者数が増える可能性は低く、状況によってはさらに絞られることも考えられます。

中大附属高校への道

推薦入試・一般入試で3~3.5倍。簡単な数字ではありませんが、学部学科や方式によって異なりますが中央大学へ大学入試で入るのははるかにハードルが高いです。大学入試へ向けた受験勉強、通塾などを考えたら、高校入試で中央大学附属高校へ入学し、内部推薦で中央大学への道を進むのは、有力な選択肢であるといえます。

内申40以上を取って推薦入試

中大附属高校の推薦入試は、内申点による出願基準を設けていません。とはいえ、

「基礎学力試験120点満点」+「9科の素内申×4=180点満点」=300点満点に、調査書と小論文の評価を加えて総合判定

という合否基準を考えると、実質内申40以上が必要と、中大附属高校側も基準を言っています。

まずは内申40以上を確保し、その上で基礎学力試験対策と小論文対策をすることが、推薦入試からの道です。

一般入試で75%以上の得点率(=225点)

過去5年間の合否ラインは、男子202~217点、女子204~220点。210点=70%では届かない年も多いため、目標は75%=225点前後。

英語(一般入試)

2026年入試から、推薦入試と一般入試の英語の出題形式が変更されています。過去問を解く際は、2025年度までの大問4~6のドル箱だった語彙文法問題が、中文形式に変更されていることに注意。英語でいえば過去問だけでなく英検2級レベルの知識が問われます。特に最後の大問の英作文(40~50語)対策は必須です。

  • 2026年のテーマ:「あなたの宝物は何ですか。」
  • 2025年のテーマ:「高校入学後、学校生活であなたが最も楽しみにしていることは何ですか。」
  • 2024年のテーマ:「あなたが高校生になった時、日々の生活の中で、何が一番大事になると考えますか。」
国語

論理的な文章1題、文学的な文章1題が出題されます。2026年入試の合格者平均点は、男子78.6点、女子81.9点。つまり、国語は8割前後が目標です。正答率50%超の問題をいかにとれているかが合否分岐になります。特に大問Ⅱ問9などの総合読解力を問う設問が取れているか、などがポイントになります(2026年全問題別正答率は、受講生の方にお渡ししています)。

数学

大問1の小問集合の完答は必須。その上で各大問の(1)は完答必須、そこからどれだけ取れるかが勝敗ポイントになります。

中大附属を本気で狙う方に

中大附属に特化した、全5回のマンツーマンオンライン講座。過去問を中心に、出題傾向、配点、設問別正答率、合否を分ける問題などを分析。ここから半年、何をどの順番で進めるべきかを整理します。志望校対策を始めたいものの、何から手をつければよいか迷っている受験生にとって、最初の一歩となる講座です。

例年の設問別正答率を見ると、特定の大問や設問番号で、正答率が大きく下がる傾向があります。そこで時間を使いすぎると、後半の本来取れる問題まで解き切れず、空欄のまま試験終了ということも。

本講座では、過去の正答率、配点、問題量と本人の得意・不得意を照らし合わせ、先に取る問題、後回しにする問題、何分で見切るかを教科ごとに決めます。実際の過去問で確認しながら、中大附属の入試で使える自分なりの解き方を身につけます。

1回50分、全5回。志望校別の分析データも提供します。

当アカデミーの昨年実績はこちら

  • 大手塾・集団塾との併用が可能
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  • 午前中・日曜日・お盆期間も受講可能
  • 週1回から5日間の連続受講まで対応

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志望校別短期講座

中大附属受験者の併願校

男子私立 女子私立 男子国公立 女子国公立
拓大一 59 拓大一 40 都立川 39 都立川 18
立教新座 48 早大本庄 34 都国分寺 26 都国立 13
明大中野 46 明大八王子 30 都国立 19 都国分寺 12
早大学院 46 八王子学園 29 都八王子東 11 都新宿 8
明大八王子 44 青山学院 25 都昭和 9 都西 8

中大附属の2026年入試受験者における併願校は、男女別・私立/国公立別の各TOP5が上記の通り。男女合計30名以上が受験した私立高校まで広げると、受験日順のラインナップは次のようになります。

  • 1月:明大八王子(推薦)、西武文理
  • 2/1:立教新座(男子)
  • 2/9:早大本庄
  • 2/11:早大学院(男子)、明大八王子、中大高、八王子学園
  • 2/12:明大中野(男子)、明大明治、青山学院、拓大一、錦城

こうした学校を組み合わせながら、私立・国公立を含めた併願戦略を立てる受験生が多いようです。

中大附属は、多くの人気校が入試を行う2月10日が試験日。その影響もあり、第一志望率は7割前後と非常に高い水準です。2月10日以外に入試を行うMARCH附属・系属校は3~4割前後、日東駒専クラスは5割前後、國學院は5~6割前後が一つの目安。

明大明治や青山学院とは異なり、「早慶が本命で、中大附属を併願」というケースはそう多くなく、「中大附属本命+チャレンジ校+押さえ校+都立」のパターンが多いのが特徴です。

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